エピペンに朗報
一日も早い適用、承認が待たれておりましたアナフィラキシーショック時の自己注射器「エピペン」が、昨日(2月25日)開催された厚生労働省の薬事食品衛生審議会の医薬品第一部会で、輸入・販売が了承されましたので、お知らせいたします。

食物アレルギーなどで、意識を失うような全身性のアナフィラキシーショック時には、一刻を争う処置が必要となり、そのときの大きな力となってくれるエピペンの食物アレルギーへの小児の適用を強く望んでおりました。

アラジーポットでは前厚生労働大臣に要望書を直接手渡したり、厚生労働省の担当部門に要望書や養護教諭の方々へのアンケート結果などを持って要望や報告を行ってきました。
また、日本小児アレルギー学会理事長の西間三馨理事長〔アラジーポット顧問〕をはじめ、多くの医療者が学会・学会誌・新聞などでその必要性を発信してくださいました。

お子様が携帯することができるようになります。
今後は、教育機関などにその使用に際してのサポートをお願いするようなことが必要となってきます。
手続きに多少時間はかかるかもしれませんが、ともかくも、大きな壁をひとつ乗り越えました。
これからも、一緒に社会、特に学校への理解を広げていきましょう。
 本日の朝日新聞の朝刊、にも記事が掲載されておりますのでご参照ください。
関連ニュースが掲載されているウェブページ
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