平成16年度 第1回 公開フォーラム 
『診療ガイドライン作成における患者参加:その課題と可能性』
   

平成16年度厚生労働科学研究班

「『「根拠に基づく診療ガイドライン」の適切な作成・利用・普及に向けた基盤整備に関する研究:患者・医療消費者の参加推進に向けて』(主任研究者:中山健夫)主催

 

平成16年度 第1回 公開フォーラム

診療ガイドライン作成における患者参加:その課題と可能性

 

近年、さまざまな疾患について「診療ガイドライン」が作成され、臨床現場に普及しつつあります。
 「診療ガイドライン」が適切に作られ、利用されれば医療の質向上に役立つと期待されていますが、現状では多くの課題があります。
 本フォーラムでは、さまざまな立場から、より良い「診療ガイドライン」の在り方について提言を頂き、関心を持たれる方々と意見交換を行ないたいと考えております。

 

日時: 2004年12月7日(火) 14:00〜18:00
会場: 全国町村会館 ホールA 東京都千代田区永田町1-11-35 (会場地図は別紙参照)

定員:100名

参加費:無料

後援:財団法人 日本医療機能評価機構

協賛:財団法人 国際医学情報センター、特定非営利活動法人 医学中央雑誌刊行会

プログラム:

  14:00-14:30 診療ガイドラインをめぐる諸課題と本研究班の目的

     中山健夫(京都大学大学院医学研究科健康情報学分野 助教授)

  14:30-14:50 「患者・家族と医療者を共に支える第三者―メディエーターとトレーニング」

     稲葉一人(科学技術文明研究所特別研究員・元大阪地方裁判所判事)

  14:50-15:10 「喘息における患者参加型ガイドラインの事例」

     栗山真理子(アレルギー児を支える全国ネット「アラジーポット」幹事)

  15:10-15:30 「PECOのPは“わたし”―患者を主語とした『問題の定式化』の試み」

     佐藤(佐久間)りか(子宮筋腫・内膜症体験者の会「たんぽぽ」)

  15:30-15:50 「日本ではじめての脳卒中ガイドライン作成と患者・介護者参加の可能性」

     篠原幸人(東海大学医学部付属東京病院神経内科 教授)

  <休憩>

  16:00-16:20 「『正しさ』と『分かりやすさ』―マスメディアの視点から」

     前村 聡(日本経済新聞社 編集局社会部)

  16:20-17:55 パネルディスカッション

   指定発言「患者参加型診療ガイドライン―誰が?どのように?何を目指すのか?」

     高橋 都(東京大学大学院医学系研究科健康学習・教育学分野 助手)

   指定発言「(財)日本医療機能評価機構“Minds”について」

     林 葉子((財)日本医療機能評価機構 医療技術評価総合研究医療情報サービスセンター

     医療情報事業部企画官)

  18:00 閉会

 

お申込み:別紙の申込書をFAX(03-3334-0497)、またはE-mail(takagi@jamas.or.jp)で申込書の項目をお送り下さい。参加票は発行致しませんので、そのままご来場下さい。お問合せは厚生労働科学研究中山班事務局(NPO医学中央雑誌刊行会 高木)まで。TEL(03-3334-7575)、E-mail(takagi@jamas.or.jp